積んじゃ下ろす、そんなCMの車の名前を覚えている

今日出勤したら聞いてない仕事が入っていた。
事務机５０台を持ってきてもらう。あるど、お前やっとけ。
何の準備も心構えもしてないのに、こういうのやめてくれんかのうｗ

スチール片袖１台50kgをトラックに２段重ねで２０台、約１トン。２段目に積むのがきつかった。

積んで戻ってきたら、うちの倉庫がトラック満車でなかなか下ろせず、
時間も迫っている中バッタバタ下ろして２往復目で現場に着いたら、
トラックのパワーゲートが故障。

ゲートが降りなきゃ扉が開かない。

気が狂いそうになった。

現場に来たのに空載で帰ったら、BUCHOOの嫌いな空気を積んで帰る事になる。
とりあえず報告したら、やっぱりなんとかしろと言われたわけで・・・。

現場の人から冷ややかな目。
できることなら修理してから出直したいが、延期は現場側も予定にないし、こっちも明日は明日で予定がある。
今、なんとかこの現場を片付けないと、明日また今日みたいなデーモンサプライズがあったら今度こそ対応できん。

ここで頭の中の豆電球が光った。

そうだ、トラック側面のドアだ。時間はかかるが、そこから入れて帰りの足で提携の修理会社に飛び込もう。

幸いにも現場がフォークリフトを持っていたので、サイドから入れてくれと頼んだ。
しかしサイドからだとパレットごとは入らないので、ギリギリまでつけてから運んだ。

人の首元くらいの高さまで持ち上げた状態からフォークリフトに渡って机を移す。
パレットっていっても・・・木なんだよね、しかも４台載ってる。
上の１台を下ろしたら重心が変わって「みし・・・ッ」と木がきしむ音がして残りの３台が傾くんだよ、怖かったよ。
これ５回やったからねｗ

そんなこんなでいろいろあって、なんやかんやで倉庫に戻って、終わり。

・・・とはいかない。
今度はこの５０台を倉庫に入れていかなければならない・・・

書いてたら、ただの苦労話になってたのでもうやめるｗ

とにかく、５０台積んで倉庫に入れ終わったかどうかで言えば、全部終わった。
でも犠牲になったものもある。本来の業務ｗ
誰かが突発でお使いイベなんか発生させるからオレの予定は朝から吹き飛んだまんまｗ

前にも書いたけど、会社は作業そのものに興味も価値も見出すことはしない。
結果という定数ｒに入る値の大きさにだけ興味があるので、
それまでの工夫とか、美しさとか、どれだけ頑張ったとか、そういうのにこだわるだけムダ。

どうにかして持って帰ろうとする執念が・・・
プラスに働いた結果→振り分け先の店舗が倉庫にトラックで来ていたので横付けして直で渡した。（入れなくて済む、ちょっと楽になる）
マイナスに働いた結果→ゲートの故障。

得たもの→異次元の疲労。
失ったもの→定時とヨメの機嫌。

レザルト：アウトオブランクｗ