バスでの出来事

過去にない頻度でバスに乗るようになってきてる中、今日あった出来事。

結局自分は何もせずこうやって日記に書くだけなんだけど。

バス内で老人が信号で少し強くブレーキを踏んだ運転手さんにチッ、下手くそがとつぶやいた。

それも、聞こえるか聞こえないかくらいの声量。この卑怯さにものすごくイラっときた。

というのが、この老人もバスに乗るのが凄い遅くて。

段差のぼりがけで立ち止まったまま、整理券を取る前に財布を探しだして、
で取った整理券を財布に入れようとしたら違う財布だったみたいで、また探し出して・・・。
（いや＾＾；；；そんなんあとにして先に中入ってよ、座ってからにしてくれんかなー後ろもつかえてるし）
正直こう思ったけど、いろいろとおぼつかなくなるんだろう、イライラするのは違うな、いかんいかんと、このときは思い直していた。

けど、その老人が走り出した運転手さんに舌打ちして言った言葉が「下手くそが」。

（は？何やこの老人ひどくないか？運転手さん、座るまでずっと待ってたやん、舌打ちとかよくそんな心無いことできるな！
お前こそ整理券取るの下手くそやったやんか、ありがとうじゃなくて陰口かよ、オレもこうなるん？！）
って頭に来ながらも途中から近い未来に恐怖したりもしたｗ

ありがとう、皆さんすみません。なんて照れ隠し気味に独り言を言って、周囲もまーしゃーないと和みに持っていけるのが老人じゃないのか・・・
赤玉のかんざしを挿してそうなおばあちゃんがバスに入ってきて周囲が思わず手伝おうかと身を乗り出すくらいの・・・

それにつけ今日のあの老人はなんなんだ。

悪気のちょっとも感じてるならともかく、品も礼節もないつぶやき。
乗ってるときも通路に足を投げ出してるしで、態度も言動もひどくて嫌な気分になった。

あとね、その老人の後ろでちゃんと待ってたほうが若者だったんだよね。
最近の若者は～なんていうくせに、この対比が本当にやりきれなかった。

そしてこの老人。降りるときに運転手さんにこのバスがどこの管轄かを聞いていた。

これ、職種違うけどわかる。会社に戻りたくなくなるやつ。少しブレーキが強かったくらいで、陰湿にも程があるよ。
前職にも居たな、クレーム内容を盛りに盛って本社から謝罪させることに躍起になるのが。

全部見てたんだけどね、運転手さん。
あれが聞こえていたのなら、営業所がどうとか言い出した時点でもうキレていい。キレてよかったんだよ。
相談センターにどうぞ、申し訳ありません後ろのお客様がお待ちですので早く降りろくらい言ってよかったんだろうけど、
そうなると押し問答になって他の乗客に迷惑がかかるからだろうか・・・被ったのか？

うっ、心の底から辛くなった。



バス数えなんて誰もやらない動画をやっているうちにバスが好きになって、
いろいろな動画を見ていくうちに運転手さんの凄さを知って。
大型二種へのあこがれも出て、こんな自分だけどバスを運転できるかな、
いわば12ｍの鉄のドラゴン、手懐けてみたい（できることなら連接バスちなみに18m）・・・
と思うまでになった。

・・・からかもしれないけど、言いたいことが１つある。いや２つかもしれん。

こんな風に一部の乗客からは遅いだなんだと言われ、危ない車をよけたら逆に怒鳴られ。
そんな運転手さんは降りる乗客一人一人にありがとうございましたと声をかける。

どうしてそんな優しく出来るの？

そう思うと本当に目が熱くなって、久々にお酒を飲んだ。



いつも感謝の気持ちで乗っているお客さんが大半だと思います。
夜はちょっとトーンを落としてゆっくりとマイクアナウンスをしてくれる運転手さん居るの知ってます。
疲れに効きます。このバスに乗ってよかったと思っています。

ツイッターでお客様のありがとうがとても沁みると書いていた運転手さんが居て。
がんばてくだたーいって子供が言ってるのに、その子の40倍長く生きてるオレは何も言わないのかと思い、
声出すの苦手な自分もありがとうございましたって絶対言うようにしました。



と感傷的になったけど、やっぱりあの老人は別ｗ

オレなら降りてる途中でドア閉めたい。
すみません！ドア閉めるのも「下手くそ」なもんで！やり直します！何回でもやり直します！あんたが出るまで！高○化○会に歯止めをかけさせて頂きますッ！！（開・閉・開・閉・開・閉・・・）とか殺意笑顔でやっちゃうかもしれない。
（不謹慎な表現がありましたことを当該老人以外の世代の方にお詫び申し上げます）

まー運転手さん同士でこれから名前つけられてネタにされるでしょう。

一言二言の軽口に真ん前に座っていたオレが勝手に心をえぐられただけで、リアルな口論になるとかトラブルが起きたわけではありませんが、
最近よく乗るようになって遭遇した自分的に「あれはねーわ。」事案でした。

バスの中に傘を忘れた・・・